アブラハムの子(アブラハムのこ)

アメリカ合衆国の童謡(「Father Abraham」(作詞・作曲:不明)が原曲と考えられる)

が元で、日本語の歌詞が付けられ流行した。

曲名を「アブラハムの七人の子」とする文献も存在する。

 

 

日本語の歌詞について

 

◆アブラハムが登場するが、それは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教のいずれか、またはすべてに関係するのか否か?

◆「7人の子」とあるが、この数「7」にはどのような意味があるのか?

◆7人のうち、1人はのっぽで、残りの6人はちびと歌われるが、これにどのような意味があるのか?

 

などの疑問が呈されており、謎の多い歌詞となっている。

 

一方で、日本人が作ったのであるから、

宗教的な意味はまったくなく、

このような疑問を考察するのは意味がないとする説もある。

 

また、この歌は、幼稚園・保育園などでお遊戯によく使われることでも有名である。

しかし、この歌(お遊戯・踊り)が、いつ頃、

どの地域から広まっていったのかについては、十分に解明されていない。

 

 

『アブラハムの子の都市伝説』

 

一般的には、ユダヤ人とアラブ人の伝説上の父祖であるアブラハムと、その息子達のことだと考えられている。

しかし、実は預言者アブラハムの息子は8人います。

 

イシュマエル

イサク

ジムラン

ヨクシャン

メダン

ミデアン

イシバク

シュワ

 

では何故、7人の子と歌われるのでしょうか・・・

 

実は、長男イシュマエルは側室ハガルとの間に産まれた子だったのです。

 

そして、次男イサクは正妻サラとの間に産まれた子供です。

 

正妻サラからすれば、側室ハガルとその息子イシュマエルは目の上のタンコブな存在。

 

アブラハムに働きかけをした結果、側室ハガルとその息子イシュマエルは荒野に放逐されることとなります。

 

その後、正妻サラが亡くなり後妻ケトラを迎えて6人の子宝に恵まれています。

 

最終的に、次男イサクと6人の息子を合わせて『7人の子』とされています。

 

 

『一人がのっぽで後はチビ』 と歌われているのは、

次男イサクと後妻ケトラの6人の息子の間に時間が空いているため、

次男イサクだけが年の離れた兄となり

『一人がのっぽで後はチビ』

と言う状況になったと言われています。

 

 

しかし、

伝説として語り継がれるような人物でさえ、

複数の女性に手を出した挙句、

弱い立場の子供に非情な仕打ちをしてしまう。

 

そして、それらを無かったことのように「7人の子~♪」と歌にする。

 

 

人間とは

なんと罪深い生き物なのでしょうか。

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